今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「クミン」になります。
クミンの特徴
クミンはセリ科の一年草で、エジプトが原産と言われています。インドでは古くからアーユルヴェーダの治療薬や食事のスパイスとして使われてきました。
クミンは貴重であったため、古代ギリシャ人やローマ人はお墓に備えてました。中世では通貨としても用いられました。
免疫力を高めるために、エイズ患者に使われることもあります。
クミンの香り
甘味を含んだ強烈なスパイシーな香りです。
ブレンドにはアンジェリカルート、イランイラン、カモミールジャーマン、カモミールローマン、サンダルウッド、シナモンリーフ、ラベンダー、ローズマリーなどがおすすめです。
クミンは香りが強いので、少量をブレンドするようにしてください。
ハーブ系、スパイス系と特に相性がいいです。
クミンの効能
心を強壮し活性化させてくれます。それと同時にリラックス効果ももたらしてくれる香りです。安心感を与え、官能的な気持ちにさせてくれる効果もあります。精神的疲労回復に効果的です。
また強烈な駆風薬があり、栄養の吸収を助けてくれます。体内の循環をスムーズにするので、利尿作用や腸内ガスの排出を促し、デトックスにもなります。
免疫力を高めてくれる作用もあります。頭痛や筋肉痛、関節痛などの痛みの緩和にも効果があります。