【アロマ大辞典】ペパーミント

今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「ペパーミント」になります。

ペパーミント

ペパーミントの特徴

ペパーミントの起源は北アフリカまたは地中海と言われていますが、現在は北米やアジア、ヨーロッパなど世界中で栽培されています。紀元前1500年以上前から古代エジプトで使用されていたなど、かなり歴史のあるものです。
ミントの一種で、湿り気のある日陰でよく育つ植物です。ブラック種とホワイト種があり、ブラックペパーミントは、葉が紫色で香りが強いのが特徴です。茎は直立し、高さは30センチから80センチほどになります。茎は白から淡い紫色で、円錐形の穂状花序を茎頂に咲かせます。

ペパーミントの香り

フレッシュで爽やかな甘さと強い刺激があります。香りが強いペパーミントはハッカとも呼ばれていて、殺菌効果や防虫効果に優れています。シャープな爽快さと苦味。そして鼻に抜けるような刺激を持ちます。

ペパーミントの効能

鎮痛、冷却、防腐、殺菌作用があるため、湿布や軟膏など医療分野でもよく使われます。またその爽快感から歯磨き粉やガム化粧品などにも使われます。
また、ペパーミントの香りが気分や動機に作用することが研究によって明らかになっています。下記の研究では、ペパーミントのアロマオイルを嗅ぎながら学習や物事を思い出す作業をすると、成績が上がることが明らかになっています。
参照:ペパーミントによる認知能力の向上

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