今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「シダーウッド」になります。
シダーウッドの特徴
樹高は30mになり、幹の直径は2mまでの太さになります。シダーウッド精油にはマツ科由来のものとヒノキ科由来のものがあります。マツ科由来のシダーウッド精油はアトラスシダーウッドやホワイトシダーと呼ばれています。
アストラシダーウッドはモロッコとアルジェリアにあるアトラス山脈が原産です。アロマテラピーにおいてシダーウッド精油といえば一般的にはマツ科のアトラスシダーウッドをさします。古くから神殿やミイラを作る際に使用され、神聖な樹木として扱われてきました。
シダーウッドの香り
ウッディで甘く落ち着いた香りとスパイシーさを併せ持つドライな香りで、ヒノキに似た香りを持ち、サンダルウッドよりもややドライで甘さのある複雑な香りです。
柑橘、フローラル、ハーブ、樹木、樹脂系の精油と調和します。特にベルガモット、ローズ、ジャスミン、パチュリー、サンダルウッドなどと相性が良いです。ブレンド時に使いやすい保留剤としても有用です。
シダーウッドの効能
不安や感情的になった時に心を落ち着かせてくれます。また仕事時や勉強時に脳を活性化してくれるので、意識を集中させる効果もあります。さらにリンパの流れを向上させてくれる働きもあります。マッサージオイルとして使えば、セルライトやむくみ、血行を促す効果も期待できると言われています。
殺菌作用、収れん作用があるとされ、ニキビやオイリー肌のケア、頭皮のケアや抜け毛のケアにもおすすめです。