今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「シナモンリーフ」になります。
シナモンリーフの特徴
インドネシアが原産で、18世紀以降にオランダ人がスリランカで栽培をはじめたのをきっかけに、インドやそのほかの国に広まりました。インドのカレーには欠かせないスパイスの一つです。シナモンは多年草の常緑樹です。
シナモンリーフの香り
ややスッキリさせたような、甘く爽やかな香りです。冬になるとヨーロッパでは、シナモンを温かい飲み物にいれて楽しみます。飲み物に使用されているのは、主にシナモンの皮を乾燥させたものですが、精油のシナモンリーフは葉の部分からとれます。
シナモンリーフの効能
温めて鎮静させる働きがあります。特に消化器系に働きかけると、胃腸の冷えが原因の腹痛や、食欲不振、下痢、嘔吐などに効きます。抗菌作用も優れていて、衣服や物へのカビに効果的です。
こちらの論文によると、シナモンリーフのアロマオイルには抗菌作用・抗糖尿病性・抗酸化性があるとされています。