今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「アルバローズ」になります。
アルバローズの特徴
アルバローズは、白いバラから抽出された香りです。産地はフランスやブルガリなど様々な地域で、比較的寒さに強い事が特徴的です。香水が楽しまれていたヨーロッパ中世では広く栽培されていました。特にアルバローズは絵画に描かれるほど有名なバラとして精油にされたほどです。
一滴の精油を作るのに30個の花が必要と言われ、通常のローズの2倍程の量が必要です。その為とても高級なものになります。アルバロースはかつてヨーロッパの人々や、世界三大美女クレオパトラに親しまれてきました。
アルバローズの香り
アルバローズの香りは、フローラルなバラの香りに加えて、かすかにレモンの香りもします。濃厚で芳醇な甘い香りにすっきりとした爽やかな香りが合わさっています。
アルバローズの効能
他のローズ同様に、高いリラックス効果が期待出来ます。ネガティブな感情を抑えるとともに穏やかにさせてくれて、高いリラックス効果があります。女性特有の不調、PMSや月経不順、更年期症状に効果的です。また咳や喘息、花粉症や吐き気といった呼吸器系の症状にもいいです。肌には特に乾燥肌に最適で、他のローズと比べて高いメラニン生成抑制作用があると言われています。