今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「ローズマリー」になります。
ローズマリー
ローズマリーの特徴
ローズマリーは地中海沿岸原産のハーブです。主に乾燥させてお茶や料理などに使われています。肉の臭みをとり、消化を促すとしてイタリア料理やフランス料理に欠かせないハーブです。生育環境で香りが変わるという概念が料理人の間で広まり、やがてアロマセラピーにも使われるようになりました。
どれくらい古い時代から利用されていたのか正確な資料はありませんが、古代メソポタミア文明でも使用されていたと思われます。古代エジプトではファラオのお墓から小枝が発見されているそうで、古代エジプト文明では日常的に利用されていたと推測されます。
ローズマリーの香り
フレッシュでクリアな、スーっとする爽やかなハーブ調の強い香りです。また、香りが良いだけではなく、丈夫で育てやすいことから、園芸用としても親しまれている植物です。
ローズマリーの効能
集中力アップ、刺激活性、リフレッシュなど、脳に活力を与えて、やる気や自信を引き出します。精神を高揚させる働きがあり、気分が落ち込みがちな方におすすめです。また、リンパや血行の流れをよくし、筋肉の凝り、冷えの解消にも繋がるので、頭皮から身体まで、マッサージオイルに希釈して使用すると良いでしょう。
こちらの記事ではローズマリーの8つの効能が説明されてます。胃腸を整えたり、ストレスや不安を和らげたり、更には記憶力を向上させたりと、心身ともに良い影響を与えることが示されています。