今や数えきれないほど沢山の種類が存在するアロマオイル。自分はどのアロマを選べば良いかの参考になるように、ベースとなる草木や花の特徴・香り・効能についての情報をまとめた【アロマ大辞典】を作成しています。ぜひ参考にしてみてください。
今回は「ティーツリー」になります。
ティーツリー
ティーツリーの特徴
フトモモ科の小高木で日光のよく当たる場所に生育し、8メートルほどまで成長します。この木は古くから、オーストラリアの先住民族アボリジニ族の人たちが、感染症や傷など様々な症状に効果のある万能薬として使って来ました。精油は高い抗菌力をもち、免疫力を高める働きがある事で知られ、ラベンダーと並んでよく使われる精油の1つです。ティートリーの効力の科学的証明は、オーストラリアのペンフィールド博士により、1925年に発表されました。強力な抗菌力をもつと同時に肌に対する刺激性も比較的少ない天然の消毒薬として世界中に広まったことでも知られています。
ティーツリーの香り
スッキリとフレッシュで清潔感のあるクールな香りです。また鼻をすっと通り抜けるやや鋭く強い香りとも言われています。柑橘、樹木、ハーブ系の精油と相性が良いです。様々な精油の調和します。爽やかな森林の香りを演出したい時、抗菌抗ウィルス作用を活かした用途でのブランドにおすすめです。
ティーツリーの効能
沈んだ気持ちを引き上げ、傷ついた心を癒しリフレッシュさせてくれ、元気と活力を与えてくれます。鼻通りの良い香りは、リフレッシュしたい時や頭をスッキリさせたい時にもおすすめです。また免疫調整作用があり、抗ウィルス、抗菌、抗真菌作用がある成分が含まれている為、様々な感染症の対策になってます。気管支系の痛みや炎症も和らげてくれます。